本願寺鹿児島別院からのお知らせ

2024年03月01日 【募集】公開講演会 坂東本『教行信証』 -角点から見えてくるもの-

2023(令和5)年度 真宗教団連合鹿児島支部 公開講演会
坂東本『教行信証』 -角点から見えてくるもの-


親鸞聖人の主著で、浄土真宗における“立教開宗の根本聖典”である『教行信証』。

その中で「坂東本」は東京の坂東報恩寺に伝来された現存唯一の聖人ご真筆であり、国宝に指定。2003年から2004年まで真宗大谷派にて行われた「坂東本」の修復作業において新たに発見された、角点(象牙・竹・木などの先を尖らせて作った角筆によって記載された文字や符号等)の全容について大阪大谷大学教授の宇都宮啓吾さんにお話しいただきます。

開催日:2024年3月3日(日)

時 間:14時 ~16時30分

受 付:13時30分より

場 所:本願寺鹿児島別院・本堂(西本願寺)

住 所:鹿児島市東千石町21-38
参加費:無料

主 催:真宗教団連合鹿児島支部

講 師:宇都宮 啓吾さん(大阪大谷大学教授)

≪プロフィール≫

1966年愛媛県生れ、広島県育ち。広島大学大学院博士課程後期単位取得。

専門は日本語学、特に古経典を対象とする訓点資料(漢文に訓点の付けられた資料)の研究を行っており、それらの一環として宗祖自筆の坂東本『顕浄土真実教行証文類(教行信証)』(国宝)の調査・研究を行い、『坂東本「顕浄土真実教行証文類」角点の研究』(共著、東本願寺出版)として公刊する。 

また、古写本を対象とした研究であるため、各所に所蔵される聖教の調査や文化財指定等に関する調査・研究、さらにデータベース構築等の研究も行っている。

現在は同大学院の文学研究科科長の任にあり、京都国立博物館の客員研究員などを務める。

【お問い合わせ】

真宗教団連合鹿児島支部事務局
浄土真宗本願寺派 鹿児島教区教務所内(西本願寺)

担当:幸(ゆき) 電話:099-222-0051