法話を聞く・読む / 今月の法話 バックナンバー(No.381)

今月の法話 バックナンバー

令和2年1月 No.381
年頭の辞

 新しい年のはじめにあたり、ご挨拶申し上げます。近年、日本各地では豪雨や台風などの自然災害が頻繁に発生し、家屋の倒壊や流出、浸水などで多くの犠牲者が出るなど甚大な被害がもたらされています。本願寺派でも寺院や門信徒の方々が多数、被害に遭われています。ここに、このたび犠牲となられました方々に謹んで哀悼の意を表しますとともに、被災された皆さまに心からお見舞い申し上げます。

 さて、宗門では2023(令和5)年3月29日から5月21日までの5期30日間にわたり、「親鸞聖人御誕生八百五十年 立教開宗八百年慶讃法要」をおつとめすることになり、昨年11月よりご法要修行に向けた準備が本格的に始まりました。ぜひ、多くの皆さまに本願寺へお参りいただきたく思います。

 この法要をおつとめすることができるということは、親鸞聖人がみ教えを説かれて以来、今日の私たちまで約800年にわたり、み教えが連綿と受け継がれてきたということを意味します。それは、いつの時代においても、み教えが多くの先人の方々の生きる支えとなってきたからです。

 いかに科学技術が発達し、私たちの生活の質が飛躍的に向上したとしても、煩悩具足の凡夫であるという人間の本質が変わらない以上、これからの時代においても、浄土真宗のみ教えは私たちの生きるりどころとなります。

 本年も浄土真宗のみ教えを聞き、ご縁ある方々へみ教えを伝え、南無阿弥陀仏とお念仏申す日々をともに過ごさせていただきましょう。

門主 大谷 光淳

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